昨日みたいな雨の日には、静かな雨音を感じられる音が心を落ち着かせてくれるが、今日の一曲は、夜に少しだけ外へ出て、散り際の美しい桜の木の間から見えた月と雲からインスピレーションを得ての1曲。
明日4/12日(水)と4/18日(火)に渋谷でLiveを行うGigi Masin(ジジ・マシン)が約30年前の1988年にベルギーのSub Rosaからリリースしたアルバム、Les Nouvelles Musiques De Chambre Volume 2に収録されているClouds。
Gigi Masinは1955年イタリアのヴェネツィア生まれ、1970年代にFMラジオのDJとしてイタリアのアンビエントやエレクロニカのパイオニアとして知られた。
イタリアのフォトグラファーLuis Filipe Cunhaとのシリーズのビデオ・アート作品なども発表し、音楽とアートは融合・化学反応を起こせることを証明し、これから身近でも何かが起こる予感を感じる。
彼の作品はTo Rococo Rot、Bjork、 Main Attrakionz、Dusty Residents 、Friendzone, Moomin、Revelse、Locky-Stocky、DJ Ezasscul、Cahb、Perfect Keysなど、数々の著名なアーティストがサンプリングをし、日本国内でもNujabesによりMystline、今日紹介するCloudsは、Latitudeでサンプリングされている美しいトラック。
Gigi Masin - Clouds
Nujabes - Latitude (Remix) (Feat. Five Deez)
雲を纏った霞んだ月のある空みたいに、いろんな包囲網がすごい。
それとは別に、どこに行ってもマイナスな言葉や悪口が耳に入ってきてしまうけれど、皆言うものだと思っているし、その情報が正しいとは限らない。
楽しいことや自分のしていないことをしていると文句や妬みを言われて嫌われることもあるけれど、どこ行っても楽しんでる人が気に入らない人っている。
そんなことを怖がっていたり気にしていたら、楽しい事なんて何一つ出来ない。
誰でもいいから言いたい人だけの人だったり、それでしか気を引けなかったり、本当にくだらないけれど、色々問題や不満を抱えたり上手くいかないのは魅力がないからで、気にしている余裕があるなら自分を磨いて魅力をつければいい。
良い所を、好きな事を伸ばしていけば素晴らしい長所になるし、欠点ですら長所に見えてくる。
色々考えている間に時間はあっという間に過ぎていくし、人生は長いようで本当に短い。
自分は孤独感を感じることもあるけれど、孤独だと物事を深く考えることが出来たり、友達が多いに越したことはないけれど、それが必ずしも幸せじゃない。
寂しい人間かもしれないけれども。
人を不幸にしてしまった分、あったことを忘れず、背負って乗り越えて、これからまたどんなに失敗しようが、一生結果が出なかろうが、孤独だろうが、苦しかろうが、泣き方を忘れようが、誰と誰がどうであろうが、大人だから綺麗なことばかりじゃないけど、向き合って、受け止めて、弱さもくだらなさも未熟さもあるけれど、逃げずに自分に負けない。
100回の失敗よりもたった1回の諦めが全てを崩すっていう言葉が好きだから。
曇っている空でも、真っ暗になることもあれば、光が差すこともある。
何かに打ち込むことも、休みが必要で引きこもっても、誰かとコミュニケーションをとって彼らが幸せを感じて満たされることも、無音で何時間も過ごす事も、誰かと会うことも、求めて求められることも、SEXすることも、どれも心を健康に保つために必要なこと。
心を穏やかに落ち着かせるには、まだまだ時間はかかるかもしれないけれど、気持ちとともに心に音楽を。
Life is Music. Life with Music.
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