Careless Whisper

つい言ってしまった

Careless Whisperとは、きっとそんな意味だろう。


今日取り上げるCareless Whisperは、昨年のクリスマスイヴに亡くなったジョージマイケルの曲で、国によってはWham! featuring George Michaelとしても扱われている名曲。


この曲は、ジョージマイケルが17才の時にアルバイト先の映画館へ向かうバスの中で書き留めたというもので、1985年2月16日付けでの週間チャート、その年の年間チャートともに1位を獲得、ワム!にとっても、ジョージ・マイケルにとっても最大のヒット曲となった。


自分の好きな、Brian Mcknightをはじめ、さまざまなアーティストがカヴァーしている。


歌の内容はというと、浮気を歌ったものだ。


君の手をとりフロアーに向かうとき

僕の心に不安がよぎる

やがて音楽が止んで…

君の瞳の中に 映画のワンシーンがよみがえる

悲しい別れのあのシーンが

もうダンスは踊れない

やましい心が リズムを狂わせる

取り繕うのはやさしいけれど

君はそれほどバカじゃない

友達をだましてはいけないと 分かっていたけれど

チャンスを無駄にしてはいけないと 分かっていたけれど

だからもう 決して君とは踊らない

前と同じようには 踊れない

もう元には戻れない 

親友がささやいた あのうかつなひと言

知らないうちが幸せなのさ

知ってしまえば安らぎはない

苦しみだけが心に残る

今夜は音楽がやけに大きく響く

二人でどこかに逃れたいけれど

多分 ここにいるほうがいいのかもしれない

二人になれば お互い傷つけあうだけだから

僕たちはきっとうまくやって行けたのに

ずっと一緒に踊ってゆけたのに…

でも これから誰と踊ったらいいんだ?

どうか行かないで

君は行ってしまった…

もうここにはいない…

僕をひとり残して行ってしまった…

そんなに君を傷つけてしまったの?

それほど悪いことだったの? 


耐えきれなくなって浮気をして、などというのはよくある話。

酔って、また雰囲気に流されて、一瞬だけの快楽や刺激を求めて関係を持ってなんていうこともよくある話だ。

またつい言ってしまった余計な一言が、一生取り返しのつかないことになることも。

浮気にせよ、不倫せよ、秘密を守ったとしても、小さな嘘やを隠し事は自分に返ってくる。

やがて自分も人も信じられなくなる。

どんなに正直に誠実に生きたとしても、一生苦しむこともある。

犯した過ちを認め、受け入れ、何度でも立ち上がって、生きていくしかない。

人は人、自分は自分だが、人と一緒に生きるということは幸せだ。

また、そうなれるように、生きる音楽と共に歩む。

Life is Music. Life with Music.



Brian Mcknight & Kenny G - Careless Whisper

KuLeo Official Web Site

口では上手く表現出来ない人間のアタマノナカ。 DJ、音楽、バーテンダー、お酒、思い。 一生終わらないでいい音楽をさがして。 Life is Music. Life with Music.

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